一般質問報告。。。。②

①より続き。。。

一般質問の2つ目のテーマは、「亀岡市の危機管理について」、です。前提として今回の東日本大震災があることは言うまでもありません。

亀岡市では「地域防災計画」というものを策定し、地震や風水害を想定した対策本部の初動体制、また関係機関との連携というものを定めています。恐らくこのことについては、全国どこの自治体でも、その地域特有の事情も含めて行われていることだと思います。

しかし、今回の震災はそれを超えてしまった。そのことを目の当たりにした我々にとって、その「想定」が適切かどうか。。。これは大切な問題です。

石巻市立大川小学校では、全校生徒108名のうち、68名が亡くなり、今なお6名が行方不明という大変悲しい事態となりました。報道では、「過去に津波が同小に到達したことはなく、想定外だった。避難マニュアルに不備があった。」と市教委が答えた、と伝えられました。

マニュアルはあったけれども、想定が合っていなかった。そのためにその後の避難対応が迅速にできなかった、ということです。

この防災計画、亀岡市で起こり得る最大の被害をどのように想定して定められているのか、この点を質しました。私を含め、多くの議員が質問し、また指摘したのはその「想定の度合い」だと思います。今、「絶対にあり得ない」とか、「現実的でない」、ましてや「想定外」という話はしてはならないはずですが、市側としては「非常に確立の低い事態を、今にも起こるかのように考えるのは、市民に対しいたずらに不安をかき立てることになる」という考えがあったようです。

それはいいのです。「こんな危険があります、と今すぐ声高に叫んでくれ」、と言っているわけではありません。ただ、市にとって最悪の事態を想定し、それに対応できるものが用意されていれば最低限身の安全が確保できる確立はグンと高くなる、そう思うのです。

私たち亀岡市の上流には日吉ダムがあります。最大貯水量6600万トン、東京ドーム約53個分という莫大な水量です。あってはならないことですが、もし、ダム直下で巨大地震が発生した場合、ダムは持ちこたえるのか、どういう前提に立って想定しているのか、ということが気になるわけです。

長々となりますので省略しますが、私も管理事務所に出向き聞き取りしてきたのですが、ダム自体の構造は様々な科学的検証を行った結果、非常に強固であり、崩壊の可能性はないとは言えないが、極端に低い、ということでした。

それとともに、洪水調整機能により、渇水や大水という被害を未然に防ぐ、もしくは軽減する機能を果たしてくれているということが改めてよくわかりました。

しかし、万能ではないのです。空から降る雨を止めることはできません。地震を避けることもできないのです。万一を絵空事と捉えるか、起こり得る現実と捉えるか、まさに危機管理の入り口の問題です。

多くの議員の数々の指摘により、市側も今の想定をより安全なものへと見直してくれると思いますが、これからも注視していきたいと思います。