3月定例会で感じたこと。。。

議員になって2度目の3月定例会。年に4回開催される議会の定例会ですが、3月は当初予算を扱いますので、やはり重要な位置づけと言えると思います。

前回のブログでも触れましたが、今回はじめて予算特別委員会に委員として関わりました。常任委員会とは違い、一般会計全体を見渡すことでわかること、気になること、あれ?っと思うこと等などいろんな気付きがありました。

個人質問の内容と、予算審査を通じて感じたポイントを私なりに絞り込むと、次のような感じです。

①大型スポーツ施設誘致に関すること

②歳入(収入)の他会計からの繰入金処理(実質的には借入)

③情報教育に関する件

④経済政策

特に、この4点が気になりました。

今日は①について書いてみたいと思います。

「大型スポーツ施設誘致」に関することですが、事前にFacebook上で私の考え=誘致にはネガティブであることを明らかにしていたこと、また賛否どちらのご意見もありましたので、私としてはやはりこの定例会で触れないわけにはいきませんでした。

私のスタンスは、誘致の目的とその手法が不明確であること、市民のみなさんとの議論が尽くされていないこと、など疑問に思っていることを市長にぶつけました。

まず、経済効果(=収入のシミュレーション)として行政側が示してきた数字ですが、年間の経済効果として、場内飲食3億円、場外飲食4.5億円、グッズ販売1.5億円、宿泊1600万円、雇用7500万円などが示されたのですが、この数字の根拠を問いました。

しかし。。。事前に質問通告していた質問であるにも関わらず、「その数字が根拠だ」という、強弁というしかない答弁しか返ってきませんでした。極力平静を装っていましたが、これには正直かなり驚きました。

しかも、その上ガッカリしたのは、この質問、翌日に共産党馬場議員がほぼ同じ事を本会議場で質疑された際には、入場者数が一試合あたり平均1万人と見込んでいることを前提として、場内で全員が一人1000円使ってくれる、そして場外でも一人1500円使ってくれる、更にJリーグ関連以外のグッズを一人500円買ってくれる。。。とこのような答弁があったことです。

私の質問には答えず、共産党の質問には答える、新人に聞かれても答えないが、ベテランの質問には答えるんです、というのが行政の態度なら、私はこの先3年間の身のこなし方を考えなければならないなぁ、と真剣に思っています。

まぁ、いずれにせよ、ロクな試算をしていないどれだけ都合のよい皮算用してるのか、ということだけははっきりしたと思います。誘致を推進する以上、もう少し緻密な計算をしているのかと、それこそまさに行政らしく、と思っていましたが、この点もガッカリしました。

それにサッカー、アメリカンフットボール、ラグビーが開催できる総合球技場に、といいながらシーズンスポーツとして開催日がかなり重なることなど、これも真剣に考慮しているようには見えませんでした。この点、行政としては「施設の運営は京都府がやると言っている。我々が開催日や行事の内容などを考慮する立場になく、我々の仕事ではない。」というスタンスのようです。この考えでどうやって経済効果を計るのか、本当によくわかりません。

一方、市が負担することになる費用についても何一つはっきりしてはいません。

「超概算で。。。」という但し書きつきで道路拡張に18億円、上下水道などに3億円の合計21億円という数字が示されましたが、国や府の補助を得ることで幾分かは持ち出しが軽くなることは予想が付きます。しかし、全体像が示されていない以上、範囲が変わるとどうなる?ということはまったく考慮されていません。

それと、そもそもの条件になっている提供用地の件ですが、市は地権者から借り上げて(借地料を払って)府に提供する、という考えですが、これは完全に市単独で負担しなければならない費用です。

本会議中に偶然出た「年間1200万円」という借り上げ料、市長は「高いと思っている」と答弁されました。それ以下を基準に交渉することになるそうです。

本当にそんな金額でいいのでしょうか。その感覚も正直わからないところです。

向こう何十年、一度建ってしまえば田んぼとして返すことはできないでしょうから、一生借り上げ、ということになるのではないか、そこに「実はひと桁計算が狂いました。。。」ではとんでもないことになってしまいます。しかし、そんなことになる可能性あるのではないですか、ということを心配している、と言うのですがなかなか伝わらないようです。

そして遂に市長が反問権を行使されました。私の質問が余程気にくわなかったのかもしれません。

市長:「京都府のお金で100億以上する建物を建ててくれると言っている。運営も京都府が責任を持ってやるのだから、赤字になろうが市には関係ない。こんなオイシイ話のどこがいけないのか。」

市長:「今のままでは亀岡の経済は疲弊する。黙って見ていても浮き上がれない。この誘致はこれ以上ない千載一隅のチャンスだ。そこまで反対と言うならこれに替わるプランを示して欲しい。」

ガチの反問権行使です。

続く。。。