夢と希望。。。

「市民の皆さんの満足度を高めたい・・・」

政治に携わる者なら誰しもそう考えていますし、現に提供できるサービスが多いほど満足度は高いと言えます。そしてその場合、「将来」の行政サービスよりも「今」の行政サービスを優先することになるのが現実です。

これに対して、増税や負債の削減による財政健全化などの施策は、実際に市民の皆さんに負担をお願いしたり、サービスの量は増えない(もしくは低下する)など直接的な影響が出ますので当然のことながら不人気になると言わざるを得ません。
これらの施策は大雑把に言えば「将来の心配事を減らそう」、ということなのですが、「今」を求める方々にはなかなかご理解いただけない部分でもあります。

この「今」の行政サービスを高めていく施策の中には、将来にわたって負担を求めなければならないものもでてきますので、この場合は現役世代が有利になり、将来世代との公平性が保たれないという問題が指摘されています。

以前、「政治家は夢を語らなければならない」と言われたことがあります。
「君の話には夢がない」というニュアンスです。
多分私が「将来の心配事」を、(もしかしたら必要以上に)お話したからだと思います。

確かに「夢」は大切です。
しかしその「夢」をどう考えるか、これはそれぞれの考え方があると思います。
誰の夢か、いつの夢か。。。

私は将来生まれ来る世代希望を見出せる社会(地域)にしておくことだ、と思っています。
それを夢という言葉で表現するのがいいのか、自分でもよくわかりません。

直前のエントリにも書きましたが、将来の人口は減っているでしょう。GDPなどの経済指標は下がっているかもしれません。税率も今より高くなっているかもしれません。
しかし仮にそんな時代であっても希望を見出せる社会(地域)にしておく、それが今を生きる我々の負っている責務であり、描くべき未来図だと思うのです。

努力なくして夢の実現はないとするならば、増税や財政健全化もその努力に他ならないと思えるのです。